勇気覚醒リュウテイオー終了に寄せて〜制作者一同〜

文章担当、壱條より

勇気覚醒リュウテイオー。1年間、毎週毎週、1話ずつ書いてきたこれも、今はもう積みあがって実に45話。1年間は意外に短いな、と感じながら第1話を読み返すと、何だか懐かしい気持ちになったりするから不思議なもので。
さて、勇気覚醒リュウテイオーはこれで最終回。
…とは言っても、気紛れかつ唐突にSSとか書くかもしれない。主にストロベリー分が不足したときとかに。

と、言うわけで。

勇気覚醒リュウテイオーは最終回を迎えても、リュウテイオーは終わっていない。そんな若干恥ずかしい台詞を吐きながら。


1年間、ありがとうございました。


・作画担当A、シベリアより

もともとキャラクター部分は低クオリティなスタートだったわけですが、リュウテイオー中盤にはさらに低クオリティなモノを排出していき、終盤には無断で原稿落とすわ締め切り破るわでもう本当に・・・

読んでくださった方々、インテグラルの友人、すいませんでした

特に発案者兼編集のふぁいぶには相当迷惑をかけました、締め切り突破は当たり前、できてもギリギリ滑り込み、画力も無ければ気力も無い。
よく一年間終幕まで僕を引っ張ってきてくれたなぁ・・・と感嘆します。
ただ締め切り破りそうなときに電話口で言われる「バーカ」が毎回非常に腹立たしかったので反省はしませんが・・・

それではそろそろあとがきらしいあとがきを


一年間「勇気覚醒リュウテイオー」という作品に関わって自分の中で一番変わったことは、絵を誰かに見られる事への抵抗が減ったということでしょうか。
ネットでやるということをわかっていてキャラデザを担当したわけですが、最初は「ネットで知らない誰かが自分の描いた絵を見る」ということがすごく怖くて恥ずかしくてたまりませんでした。自分の絵に自信が無い、他人の評価が怖い、まあ今となっては「たかが挿絵なんだし(そんなに見る人もいないだろうし)そんなもんどうだっていいだろ」の一言で済ますことができますが、一年前はこのような感情が自分の中に強く存在していました。
そしてリュウテイオーを始めて一年後、そこには自分のブログで自分の絵を晒すシベリアの姿が!
絵に自信が無いなら自信がつくまで描き続ければいい、他人の評価はどういう形のものでもありがたい。
絵に対しての考え方が気楽になりましたね(リュウテイオーには悪い方向に反映されてしまいましたがw)。
また、リュウテイオーの作業が辛かったため”絵は好きなものを楽しく描くもんだ”という事にもあらためて気づかされました。

リュウテイオーは僕の「絵に対する勇気」を覚醒させてくれた作品です。

ああ、なんかきれいにまとまったなぁ
それではまた別の機会に・・・


・作画担当B、傑より

一年間の感想
@きつかった。
A最初のころの絵はひどかったが、中には良く描けたとおもうのもあった。調子こきました。すいません。
Bきつかった。
C“壱條”は毎週休まずかいていたので本気で尊敬する。こういう人間がちゃんとした人間だと思う。
Dきつかった。
E“シベリア”はなんだかんだ言いつつ、僕には描けない魅力ある絵を仕上げてくる。それでも「全然ダメだぁ〜。マジ下手だぁ〜。」とか言ってるのでなんかむかつく。
Fきつかった。
G僕たち三人をまとめた“ふぁいぶ”さん。この企画がまがいなりにも完結したのはまぎれもなくふぁいぶのおかげです。彼でなくては僕もシベリアも壱條もここまでこれませんでした。彼の根気と熱意は天を貫きます。僕の母もふぁいぶの事を絶賛しています。僕もしています。
Hきつかった。
Iじつは僕には三歳になる息子がいます。
Jきつかった。
K個人的には、キャラ:レイス、ロボ:ゲンテイオーが好きです。
Lでもゾウさんの方がもっと好きです。
Mきつかった。
Nサラリーマン金太郎が読みたい。
O Iはウソです。
P最後に…………こんなん読んでる暇があるなら勉強しろ!!!!調子にのんな!!!!


・ふぁいぶ(全体指揮兼雑務)

約1年の連載を終え、「勇気覚醒リュウテイオー」は遂に(やっと?)完結致しました。思えばこの作品を企画したのは2004年の確か秋頃。それまで壱條、傑、ふぁいぶの3人でなんとなく話していた「ライジンオーの次世代モノ」の話が膨らみ、最終目標をweb上での1年間の連載として、作画にシベリアも加え、約3年間も作り続けた作品でした。舞台背景となる設定や、ロボ、仲間、敵… いろんな要素を組み上げ、入念に作っていきました。

しかし、いざ連載を始める段階へと近づいてみると、それまでの作業とは一変。自ら設定した締め切りに追われ、困難と失敗の連続でした。初めて作ったwebサイトはデザインがなかなか決まらず、時期的に忙しかったシベリアは作画に手が回らず、連載は当初の予定を1ヶ月遅らせてのスタートとなってしまいました。連載開始後はもっと忙しくなり、ストックしていたシナリオはすぐに底を尽き、毎週あがったシナリオをその週に作画し、掲載するという状況で、正直、ここまで大変なものになるとは全く予想もしていませんでした。

ですが、こうしてなんとか最終話の掲載を迎えるコトができたのはこのサイト「INTEGRAL」をそして「勇気覚醒リュウテイオー」をご覧になって下さった皆様のおかげです。メールフォーム、BBS、web拍手などでお言葉をいただくたびに、舞い上がるぐらい嬉しい気持ちがこみ上げてきて、この人たちが見てくれているのならと作品を作る力を貰いました。カウンターに示される水、木曜日の来場者数も楽しみにしてくれている人がいると感じられ、大変励みになりました。


最後に、この場にて皆様に感謝の言葉を述べさせていただきます。応援してくださったkss様、ホームズ様、ヒサカ弐式様、tomo様、廉太郎様、☆ぢゅんこ☆様、富嶽震電様、藤野 竹不二様、あすか様、とっても励まされました。ありがとうございました!そして、このサイトに訪れ、作品をご覧になって下さった皆様、本当にありがとうございました。
本当はもっとたくさん企画や、サービスを考えていたのですが、己の力不足で、ほとんど出来ずじまいで、すみませんでした。

そして、私たちの勇気覚醒リュウテイオーに最後までお付き合いいただき、本当に、本当にありがとうございました。


これにて「勇気覚醒リュウテイオー」は終わりますが、今後もINTEGRALの活動は続きます。想世紀やリュウテイオーのアフターストーリー、サイドストーリー、そして、新作の製作も現在検討中です。(もう1年の連載なんて無茶はしませんが…)

もしよろしければ、これからもたまにINTEGRALを訪れてみて下さい。何か新しいコトに挑戦しているかもしれません。よろしくお願いしますm(__)m

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